《iCab Preview 2.5》では、A
要素内に「�
」のような文字参照があると、ページ指定の文字セットに含まれない文字を期待通りに表示できない場合がある。
この現象は A
要素について記述されたスタイルシートが適用されている Web ページで発生する。スタイルシートをオフにしたり、スタイルシートから A
要素についての部分を削除した状態では正常に表示される。
Web ブラウザ《iCab Preview 2.5》が発表された。iCab 公式サイトから、PowerPC Mac 用・68K Mac 用の英語版・ドイツ語版・日本語版・中国語版 (繁體中文) がダウンロードできる。Mac OS X 対応の Carbon 版は、英語版・ドイツ語版が用意されている。このバージョンでは、待望のスタイルシート (CSS) が部分的ながら実装された。言語スクリプトごとの表示フォント設定は、「明朝 / 襯體字 / Serif」「ゴシック / 非襯體字 / Sans Serif」「等幅 / 等寛字 / Monospace」「筆記体 / 草體字 / Cursive」「装飾 / 花體字 / Fantasy」の5種に拡張され、本文・見出しを明朝・ゴシックから選ぶ形に改められた。まだ改善の余地があるものの、従来バージョンよりメインブラウザにしやすくなったといえるだろう。使用期限は2001年10月初めまで。
マキエンタープライズが26日、多言語対応メールメールクライアント《Magellan》をマイナーアップデートし、バージョン1.8.2を公開した。同社サイトから日本語版・英語版がダウンロードできる。
マキエンタープライズが23日、多言語対応メールメールクライアント《Magellan》をマイナーアップデートし、バージョン1.8.1を公開した。同社サイトから日本語版・英語版がダウンロードできる。32Kテキストの判定条件などのバグが修正されたほか、Ukrainian のテーブルを拡充、RTL (Right To Left language) 切替の不要なメールを高速処理するよう改善したとのこと。
Mac OS X 環境では、一部 Big5 中文フォントの標点符号などが正しく表示されない不具合がある。たとえば「 」(空白=Big5 コード:A140) が「,」(縦書き横書き両用の中央に打つ「
《ATOK14 for Mac OS X》のカスタマイザで、《ATOK14 for Mac OS 9/8.6》のローマ字やキーの「スタイル」を引継がせようとしても反映されない問題だが、9/8.6 で使用しているスタイル書類を所定の位置「/Users/(ユーザ名)/Library/Preferences/ATOK14フォルダ
」にコピーし、クリエータを「A14Z
」から X 版標準スタイル書類と同じ「A14C
」に変更すると、カスタマイザの「スタイル一覧」から選択することができるようになる。また、「キーカスタマイズ」「ローマ字カスタマイズ」両ダイアログボックスの「読み込み...」ボタンをクリックして、9/8.6 版スタイル書類の内容を反映させることもできるようになる。なお「環境設定」ダイアログボックスでも、クリエータを変更した 9/8.6 版の設定書類を認識させることが同様に可能だが、《Finder》が落ちてしまうのでこれは無駄な試みに終った。これはスクリーンショットでもとって対応するしかないようだ。
当初の予定どおり、私の手許にも20日にジャストシステムから《ATOK14 for Mac OS X》が届いた。3月31日にも書いたとおり、この Mac OS X 初の製品版日本語インプットメソッドについて、私が一番関心をもっていたのは、従来の MacJapanese 文字セット (「漢字Talk 7」文字セット) に含まれない Unicode 漢字への対応だ。このことだけについて結論から言えば、少々我慢をすれば使えるといった感じだ。
適切に辞書を整備しておけば《TextEdit》などの「Unicode 対応アプリケーション」で、中国語簡体字や声調符号付きの
「手書き文字入力」は、MacJapanese に含まれる字だけをサポートしている。従って「鄧」のようなヒラギノ Pro の拡張で新たに採用された文字・字形は認識できない。滅多に使わない字にあまりコストをかけるべきではないという考え方もあるかも知れないが、こういった日本語 OS では従来馴染みの薄かった文字こそ、手書き入力の出番ではないだろうか。
この2点から見る限りでは《EGBRIDGE》の方が便利だが、複数のユーザ辞書を切換えながらの使用が可能なことや、「Unicode表」の使い勝手など《ATOK》の方が優れている点もあり、Mac OS X で常用する日本語インプットメソッドを決めるのはなかなか難しい。
中文字を離れた一日本語ユーザとして《ATOK14 for Mac OS X》を見ると、やはり、《ATOK14 for Mac OS 9/8.6》でローマ字やキー操作をカスタマイズしたスタイル書類や設定書類を引き継いで使えないというのが痛い。カスタマイズをするユーザほど、バージョンナンバーが違う《ATOK13 for Macintosh》から《ATOK14 for Mac OS 9/8.6》への移行より、《ATOK14 for Mac OS 9/8.6》から《ATOK14 for Mac OS X》への移行の方が敷居が高く感じられるはずだ。
マキエンタープライズが18日、多言語混在メールの送受信が可能な電子メールクライアント《Magellan》の最新日本語版 1.8J を発表した。同社サイトからダウンロードできる。Unicode 3.0 がサポートされ、RTL 言語 (右から左に文字を綴る言語) やキリル文字言語への対応が強化された。Mac OS 9.x 上では《Sherlock》の索引検索機能を利用した曖昧検索ができるようになったほか、段落内に改行を挿入せずに送信する「パラグラフ保持送信」を選ぶことで受取人が他のアプリケーションで受信データを再利用しやすくなった。
これまでのバージョンでは、マルチアカウント環境で、標準以外のアカウントを使って送信しようとしても接続を拒否され、標準アカウントを変更して送信しなおさなければいけないという状況に何回か遭った。特にアナウンスされていないが、今度のバージョンでこのような接続拒否を可能な限り回避するように改善されているようだ。
2000年12月31日までにシリアルナンバーが発行されたユーザは、3000円の有料アップデートが必要になる。シリアルが2001年1月1日以降発行のユーザは、無料アップデートだが登録が必要。アップデート期間は6月30日まで。シングルユーザ新規購入は 5800円。近く英語版・韓国語版・ヘブライ語版も登場する予定。
メーリングリスト Magellan-ML でのマキ社のメールによると、《Magellan》の Mac OS X 版を現在製作中で、機能・出荷時期などは確定次第公開するとのこと。
ちょうど1年前に申し込んで以来、今日までの間、私の手許には《AppleChina eNews》は一通も届いていない。唯一届いたのは「AppleChina eNews 成功申請!」という件名の申込確認のメールだけだ。一方で台湾版の《Apple eNews 蘋果快報》は、同じこの一年間で三十数通受け取っている。
Mac OS X Version 10.0.1 (Build 4L13) への更新がソフトウェアアップグレードを通じて開始された。
先頃公開された《Windows Media Player 7 for Mac》を使ってみた。このところ台湾・香港のテレビ・ラジオ各局を初めとした中国語圏のストリーミング/ネット放送の提供元には、《RealPlayer》形式から《Windows Media》形式に切換える動きが目立つ。Mac 版新バージョンの登場でこれらを Mac からも視聴できるようになったことをまず歓迎したい。以前のバージョンでは視聴できなかったり、実用にならないことが多かったのだ。
ユーザの接続環境ごとにファイルを用意しているところがある。ある放送局の番組は、ブロードバンド向けは画質も音質もさすがに綺麗だが、私の非力な回線環境では頻繁に「Buffering」で中断してしまい、ナローバンド向けではあまりに聞き取りにくく、両方ともあまり視聴に耐えないように感じた。実力を発揮させるには、それなりの接続速度が必要なようだ。やはりそろそろ ADSL に切換えるべきなのだろう。同じ放送を RealPlayer 版と Windows Media 版とで比べてみると、客観的な比較ではないが、前者は後者に比べて、可能な限り音――特に言語音――の“可聴性”を重視しているように感じた。
《Windows Media Player 7》をインストールしてから、Web ブラウザと《RealPlayer》との連携がスムーズでなくなったように感じるのは気のせいだろうか。といって、《Windows Media Player》とうまく連携しているとも思えない。
老地方冰果室の4月1日附の記事が、本当にエイプリルフールのネタで本当に良かった。スクリーンショットに写っているキーボードショートカットがデタラメなのでネタだろうとは1日の時点でも思っていたけれど、たとえば日本での JIS キーボード導入などはこれに匹敵するくらいの改変にも思えたので、不安を覚えたのも確かだ。実際の Mac OS X 用