マルチスクリプトによる多言語混在を実現したマキエンタープライズのメールクライアント《Magellan》が、24日、1.5.4から1.7.2にバージョンアップされ公開された。今回、販売価格が改定され5800円に値下げされた。引用文のカラー表示がサポートされ、メールマネージャのメール表示の From / To 両方が表示されるようになるなど、50箇所以上の変更点があるとのこと。一ユーザとして、これら一連の変更を歓迎したい。
情報窯子の17日附記事によると、《iCab Preview 2.4》「中文豪華版」パッケージが、17日公開された。台湾成功大学の FTP サーバ「聖堂」からダウンロードできる。パスワード入力の際に文字化けして「孕」字が表示される繁體中文固有の問題を解決したほか、中文版では独自に Google 各言語版検索サイトモジュールを追加し、「簡体字／繁體字」「日中」「英中」の Web 翻訳機能を追加したという。
10日に各国の Apple サイトでの《Mac OS 9.1》対応についてとりあげた。その後、日本・香港ではすでにアップデート CD の申請用紙が用意されているが、台湾ではインターネット経由のアップデートにのみ触れている。中国大陸では、9.1 への言及はまだなく、ホットニュースティッカーなどサイトデザインも従来のままだ。
今回とりあげた各ソフトは、どれも PowerPC Mac 用で、手許に 68K Mac しかない今、実際に使用してコメントすることができないのが残念だ。Mac 自体の起動から長い時間が経っていると、《Netscape Communicator 4.08》を起動しつつ、《Jedit 3》でこのページを書いているだけで、ときどきアプリケーションの異常終了やら爆弾やらのお出ましがある。そこまで行かなくとも、重いページを読込む際などは、フリーズかと勘違いするなほど待たされたりする。また 68K では《iCab Preview 2.4》にしても、Shift JIS 以外の日本語ページはきちんと表示できないし、文字参照形式は指定された文字でなく、コードが表示されるだけだ。《Jedit 3》でも Unicode16進表記変換は機能しない。(当時、このサイトの「数値文字参照」部分は、この機能を使って挿入していた。) いくつかの作業が足踏している。一般的には過去のもののように扱われている iMac 233 や、Mac OS 9 の有難みをつくづく痛感させられている。
本日2001年1月24日をもちまして、当《蘋果派 : Apple Pie》Webサイトは、この www.meme-meme.net/apple-pie/ に移転して参りました。
1月24日は、ご存じのとおり、Macintosh 誕生17周年の記念日にあたり、同時に2001年の1月24日は、中国語圏で太陽暦1月1日よりも盛大に祝われる「春節」＝旧正月でもあります。移転にはこの二重におめでたい日を選びました。22日のカラ更新は、そのための準備でした。更新時間つきリンク集からお越しのみなさまには、“無駄足”をさせてしまいお詫び申上げます。
なお、上にあります「“麥”誕快樂 恭喜發財」というのは、 香港などで Merry Xmas and Happy New Year という意味で使われる中国語表記をいじって私がでっち上げたものです。華人や中国語の達人の方がご覧になると、おかしな言葉使いになっているかもしれません。中国語ではクリスマスを「聖誕(節)」、あるいはイエス (耶穌) の誕生日という意味が明確な「耶誕(節)」と申します。また、クリスマスの翌日12月26日は毛澤東の生誕記念日ですが、一部で「毛誕(節)」と呼ぶ向きもあります。ならば Macintosh (麥金塔) の誕生日は「麥誕」だろう、という趣旨です。
本来は、移転に合わせて「參考 Reference」の下に新たな項目を追加する予定でしたが、あいにく前回10日の更新後、メインの iMac が使えなくなってしまい、68K Mac を引っぱり出して使用しています。そのため準備していた当サイトの更新・内容追加が滞っています。まだしばらくこの状態が続く見込みです。
また、この間、蘋果網のトップページからリンクを張っていただき、中国語圏や在外華人の Mac ユーザの方のアクセスが格段に増加しました。準備ができ次第、日本の Mac 系ニュースを中国語で紹介する《蘋果派 中文版》を強化する予定です。ご指導・お力添えを賜れれば幸甚です。
Apple が《Mac OS 9.1 Update》の配付を開始した。今回は、繁體中文版や簡体中文版も、日本語版などと同時に公開されている。しかしながらダウンロードページや Mac OS ページによると、Language Kit ユーザは、9.1 へのアップデートと同時に Language Kit をアップデートするためにフルインストール CD が必要になる。フルインストール CD は、日本時間10日現在、合州国サイトにだけ申込用紙の PDF 書類が用意されている。合州国向け価格で $19.95。日本・台湾・香港の各地のサイトの Mac OS ページには、申込用紙どころか「9.1」自体への言及もまだない。
はたして私は《Mac OS 9.1 Update》繁體中文版 フルインストール CD をきちんと入手することができるのだろうか。オンラインユーザ登録では居住地として「日本」を選ぶことができなかった。ユーザ登録カードは、台湾以外のユーザの場合 Apple Hong Kong (蘋果電腦國際有限公司) に送ることになっているが、香港やシンガポールの AppleStore では、それぞれの国外・域外への発送をしていなかったので、どういう扱いになるのか不安になる。(結局、《Mac OS 9.1》以降の繁體中文版フルインストール CD は入手しなかった。アップデータと《Mac OS 9.2.1》日本語版フルインストール CD があれば、繁體中文版 OS ベースの中日3スクリプト環境を構築できる。ただし《Mac OS 9.1》で同様のことはどういうわけかできない。)
蘋果網が、Mac OS X build 4F8 についてのレポート第2弾「Mac OS X正式推出前功能掲秘 Bulid 4F8版本變動深入研究」を掲載した。
香港の Mac サイト蘋果網が、Mac OS X build 4F8 についてレポート「試用最新神秘版本Mac OS X」とスクリーンショットを掲載していた。
PowerPC Mac 用の《Netscape Communicator 4.72》中文版が公開されていた。Netscape 社の FTP サーバからダウンロードすることができる。
Mac OS 9 日本語版を使用中に 《Communicator 4.72》中文版をインストールすると、《Finder》など他のプログラムでも、ラージシステムフォントが Taipei または Beijing に変ってしまい、「■」に“トーフ”や ASCII 文字が混ざるという壮絶な文字化け状態になってしまう。どうもインストーラのお行儀が悪いようで、インストール後に再起動すると正常な状態に戻る。Mac OS 9 繁體中文版での挙動は未確認。
これ以前から現地ユーザが制作したパッチを当てることで、英語版のブラウザを中国語化することができた。また Netscape ブランドのブラウザは、Windows 向けには従来から中文インタフェース版が公開されてきた。
情報窯子の4日附記事によると、《iCab Preview 2.3》中文版 (繁體中文版) が4日公開された。iCab 公式サイトから基本セットが、台湾成功大学の FTP サーバ「聖堂」から「中文豪華版」パッケージがダウンロードできる。
新年明けましておめでとうございます。
